目次
今回のご依頼者:
組合長および各関係者様
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ご相談内容:
警戒地区の街頭防犯カメラ設備工事
施設タイプ | 半径500m周囲の地区 |
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お困りごと | 引ったくりや痴漢が多く発生する |
ご要望 | バス停からの通路にカメラ数台設置 |
重要点 | 全体的に夜は照度不足のため、対策が要る |
閑静な住宅街のため不審者が多く出没する。
年に20回以上ものひったくりや痴漢による被害があり、地区で防犯カメラ設備や 水銀灯などの外灯を設置しました。9割は減少しましたが、 自転車やバイクなどによる引ったくりなどは時々発生しています。
対策:
警戒地区が広範囲のため、時間をかけた丁寧なシステム設計
地区内の公園
ハウジングカメラ設置
街灯に設置
施工:
美観のための街路樹が多い
街路樹や公園などが途中にあるため、死角となる場所が多い。木々の整理などを思い切って行なうことが望ましい。
特に暗い場所には水銀灯などを設置する。
地区では、通学、通勤などの時間対に地区で見回り等を強化する。
カメラの設置場所の調査を入念にする
ひったくり、痴漢発生ポイントは常に全体を映し出せる高輝度 スピードドームカメラを設置しました。
街頭や高さ10mほどの構造物やマンション屋上に設置しました。
メンテナンス:
毎月、定期点検
この地域は徹底した警備と、防犯カメラ等の設置によって警戒地区と認知 してもらうことが大切です。「悪いことをしたらすぐつかまりますよ」と、こちらから発信することが大切です。
万が一のため常に防犯システムが稼動していなければなりません。
機器の不具合がおきないよう定期的な管理の徹底を 行なっています。
万が一のため常に防犯システムが稼動していなければなりません。
機器の不具合がおきないよう定期的な管理の徹底を 行なっています。
今回のポイント:
1.全体的に外灯が少ない
ひったくりや痴漢等の事件の発生率が異常に高かった。外灯とカメラを10箇所設置した結果、事件の発生や通報はなくなったとのことです。
2.視界を妨げる樹木が多い
地域で、雑草や木立の高さ基準、視界度などを決め、常にその基準となるよう 整理するようになりました。
3.防犯強化地区であることを発信する
まずは、犯罪を呼び込まない施設作り。(街頭防犯カメラの設置や交代で巡回等)
目立つ場所に防犯ステッカーなどを貼る。