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今回のご依頼者:
公共施設ご担当者様
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ご相談内容:
電柱間の架空配線工事
施設タイプ | 大型公共施設 |
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お困りごと | 建物間が独立していて、かなりはなれている |
ご要望 | 遠隔操作で敷地内の状況を把握したい、同時に音声案内の設備も検討 |
重要点 | 人員の削減に変わるシステム |
250mから300m先に点在している施設にカメラ及び拡声器をつけて遠隔で監視したい。
この施設は、入場口が4箇所ありますが人件費節約のため 1箇所にしか警備がいません。入館場所を間違えるなどがあったり、立入禁止場所へ間違えて入るなどがありました。
遠隔でご案内したり出来るようにシステム化したい。
対策:
300mほどの距離に最新の注意をはらったケーブル配線
屋上から立ち下げ配線中
建物間は構内の自営柱を経由
公園や木々が多い環境
施工:
配線距離が長いため、ケーブルテレビ用の映像ケーブルと専用電源ケーブルを使用し、 画像の劣化および電圧の低下を防ぐ
ケーブルは全部で8系統もっていき電柱間で結束しています。
距離が最長で300mほどありますが、途中で1箇所で中継しています。
メンテナンス上、不具合があった場合の原因を調べるための対策です。
人の立入が容易でない場所にケーブルを固定する
建物屋上壁面に屋外用ケーブルを固定し、ポイント地点まで延長する。
ケーブルが壁で傷つかないようにラッシングで固定する。
メンテナンス:
点検しやすい場所で中継および増幅器等の機器を設置する
定期的にまずは目視点検をし、鳩の糞やふたが開いていないか または、ひびなどが入っていないかを点検する。
今回のポイント:
1.ケーブルの性能保障を確認する
ケーブルの素材や太さにより、伝達距離に大きな差があるため、品質基準が高いケーブルを選定する。
2.万が一の断線や落雷による劣化対策
雷や強風を考え、破損しにくい場所に中継BOXを設ける。
3.配線経路に障害を受ける高圧電やPC設備(無線LAN等の高周波)の影響を考える
実際に、電磁波等による障害は環境により左右されますので、現地の状況を調査の上、 配線ルートを決定します。